
南極の海底はやっぱり未知のワンダーランド。プルンプルンにみずみずしいオレンジ色のナマコとか、海中をヒラヒラ泳ぐ”海の蝶”など、砕氷船で進みつつ氷の下を調べたら、SF映画の元ネタみたいな生き物が次々発見されたという。
このほど船上から興味深い生物たちを披露したのは、南極海でおよそ2カ月間の調査を続けるオーストラリアの海洋科学者たち。
氷砕船ヌイーナ号に乗り込んだ科学者チームは、気候変動で急速に解ける氷河周辺の海水の分析や深海生物のサンプル採取を行っている。
そこで独特すぎる生物たちをわんさと発見。おそらくは科学界をどよめかせる新種も混じっているというから期待も高まる一方だ。調査チームの度肝を抜いた個性あふれる生物たちをみてみよう。
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この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 水中生物
Source: カラパイア