現場は、一体どのような状況だったのだろうか。
大阪府や国でつくる主催者の日本国際博覧会協会(万博協会)の広報報道課は22日、J-CASTニュースの取材に対し、報道通りに警備員が土下座した事実は認めた。
その説明によると、客の男性からは、万博から帰るに当たって、シャトルバスで会場を結ぶパーク&ライドの駐車場はどこにあるか警備員が聞かれたことがきっかけだった。
この警備員は、正確な案内ができず、駐車場が分かるスタッフがいるデジタルサイネージ(電子看板)の場所を教えた。
身の危険を感じて自ら土下座した、と警備員は説明
ところが、男性は、「なぜ分からないんですか?」と警備員を詰問し、警備員は、「申し訳ありません」と謝罪して、再度デジタルサイネージの場所を教えた。
この男性は、その場所へ向かったが、警備員が無事に行けるのか確認しようとしたところ、男性は、大声を出して詰め寄って来た。警備員が男性をにらんでいると見られてしまったといい、警備員は、身の危険を感じて、その場で自ら土下座したというのが経緯だという。
「土下座しろと言われたわけではないと聞いており、自らの意思でしたということです。強要などはなかったと考えています。周囲にも警備員はいましたが、傍観していたとは聞いていません。その後に鎮静化しましたので、警備員は、特に報告しなかったということでした」
土下座した警備員は、警察に被害届を出す意向はないという。万博協会では、同様な事案の発生を防止する観点から、大阪府警の会場警察隊に今後の対応を相談している。
男性への警備員の対応については、こう説明した。
「駐車場の場所が分からないとして、デジタルサイネージを案内した対応は、適切だったと考えています。土下座については、特に定めていませんが、警備員が突発的に取った行動だと聞いています。これが適切かどうかについては、特に判断していません」
引用元: ・https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1745320937/
続きを読む
Source: 資格ちゃんねる