Schmidt Ocean Institute

 南極海の海底を調査していたシュミット海洋研究所の探査チームが、頭の左右にまるでリボンのような飾りをつけた深海魚を発見した。

 その姿は、どこかかわいらしくも見えるが、この髪飾りの正体を知ればそうもいっていられなくなるだろう。

 実はこのリボンのように見えているものは小型の甲殻類で、魚の頭部に取りついて栄養を吸い取って生きる寄生生物だったのだ。

 つまりこの魚は、頭の両側から2匹の寄生生物にしっかりと吸いつかれていたということになる。

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この記事のカテゴリ:動画 / 水中生物

Source: カラパイア