Parco Archeologico dell’Appia Antica

 イタリアの首都、ローマ南部にある「ヴィア・ラティーナ」街道の墓地群遺跡付近で、初期キリスト教会「サント・ステファノ教会堂」の土台部分から、大理石製の男性彫像の頭部が発見された。

 この頭部は、2世紀頃のものとみられており、5世紀に教会を建設する際、意図的に埋め込まれた可能性があるという。

  現在、この像が誰を表しているのか、なぜ教会の土台に組み込まれたのか、その解明に向けた調査が進められている。

続きを読む…

▼あわせて読みたい
古代ギリシャ・ローマの彫像は香りを身にまとっていた
古代ローマ時代の彫像の多くに頭部がない理由、単なる破損だけではなかった
ブルガリアの古代下水道でほぼ完全なギリシャ神、ヘルメス像が発見される
2700年前の翼をもつアッシリアの神の像がイラクで発掘される
かつて温泉だった泥風呂の中で時を止めた20体以上の彫像が2300年の眠りから目覚める

この記事のカテゴリ:知る

Source: カラパイア