気候変動への新たな対策として、イギリス政府が「人工霧」などを使って太陽光を遮断する画期的な実験に乗り出す。

 実験は、太陽光を反射させて地球の温度上昇を抑える「ジオエンジニアリング(地球工学)」の一環で、約100億円もの資金が投入される予定だ。

 成功すれば深刻化する気候変動への有力な対抗手段となるが、同時に新たなリスクも伴うため、この試みは科学界でも賛否が分かれている。

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この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 自然・廃墟・宇宙

Source: カラパイア