1: 2025/04/29(火) 09:53:22.04
>>2025/04/28 22:49
読売新聞

 文部科学省は28日、中央教育審議会のデジタル教科書推進ワーキンググループ(作業部会)で、議論の中間まとめに寄せられた教育関係団体の意見を公表した。多くの団体が紙の教科書の重要性を訴え、紙の教科書の継続的な使用を求めた。作業部会は今秋までに最終まとめを策定する。

 作業部会が今年2月に策定した中間まとめでは、紙の「代替教材」のデジタルを「正式な教科書」とし、検定や採択の対象とすることを提起。文科省が3~4月に行った意見聴取には、24団体が書面を提出。国民からの意見公募(パブリックコメント)には118件の声が寄せられた。

意見書では、紙の学習効果を強調する団体が相次ぎ、全日本中学校長会は「紙の教科書は触覚などの感覚を刺激し、記憶の定着に効果的だ」とした。公益財団法人「文字・活字文化推進機構」は「デジタル全盛の時代に考える力を育むには、まとまった文章を読むことが不可欠で、紙の教科書こそ適している」と指摘した。

 全国都市教育長協議会は「スウェーデンなどではデジタル化の見直しを図っている。デジタルのメリット・デメリットを検証してほしい」と求めた。

 デジタルの正式教科書化を認めた上で、「どちらも使用できるよう制度的に整える必要がある」(指定都市教育委員会協議会)とする意見も目立った。

 文科省は「教科書の複数提供を恒久的に続けることは難しい」として、紙とデジタルの併用を続けることは困難だと説明した。

紙重視の世界的潮流を意識
 デジタル教科書の利用拡大を打ち出した中間まとめに対し、教育関係団体からは「紙の教科書の良さ」を強調する意見が相次いだ。デジタルで学力を維持できるのか不安に思う関係者は少なくない。

 政府は2019年末から1人1台の学習用端末を配備する「GIGAスクール構想」を進め、デジタルの活用を現場に求めてきた。

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Source: 投資ちゃんねる – 株・FX・仮想通貨・投資2chまとめ