モルッカ諸島沖で発見され、撮影に成功したシーラカンス
The Return of the Coelacanth – UNSEEN Expeditions – Blancpain

 「生きた化石」として知られる古代魚、シーラカンスは確かに生きていた!インドネシアのモルッカ諸島沖の水深約145mで、フランスの海洋探査団体が、自然の生息環境で優雅に泳ぐシーラカンスに遭遇し、撮影に成功したのだ。

 現在、生存が確認されているシーラカンスは2種で、今回発見されたものはそのうちの1種、インドネシア・シーラカンス(Latimeria menadoensis)だ。

 これまで、この種はスラウェシ島の固有種とされてきたが、モルッカ諸島にも生息することが確認されたのは史上初めてのことだ。

 今回の発見は、絶滅危惧種であるシーラカンスの保護に向けた大きな一歩となるとして注目を集めている。

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この記事のカテゴリ:絶滅・絶滅危惧種生物 / 水中生物

Source: カラパイア