
ジムで運動していると「なぜこんなに時間が長く感じるんだ?」と思ったことがないだろうか?実はこれ、気のせいではない。
実際に運動中は、脳が時間の流れを通常より遅く感じていることが、新たな研究によって明らかになった。
イギリスの研究チームが行った実験によれば、エアロバイクをこいでいる時、被験者は実際よりも時間の流れが8~9%が遅く感じたという。
この現象は、運動の強度や競争相手の有無とは関係がなく、純粋に「運動している」という状況そのものが時間感覚のずれを生んでいるのだ。
ペース配分が勝敗を分けるアスリートにとって、この発見は重要な意味をもたらすかもしれない。
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Source: カラパイア