ナポレオン3世の時代にパリのコンコルド広場に移設された古代エジプトのオベリスク
コンコルド広場のオベリスク Photo by:iStock

 フランス、パリのコンコルド広場には、古代エジプト時代にルクソール神殿に建てられた「オベリスク」が移設されている。

 この3300年前に作られた石柱は、ほぼ200年の間フランスの中心部にそびえたっているのだが、実はそこに秘密のメッセージが隠されていたという。

 パリのカトリック大学に所属するエジプト学者、ジャン=ギヨーム・オレット=ペルティエ氏は、改修工事際、普段見ることのできない場所を調べた。

 するとそこには、オベリスクを作らせたラムセス2世が神に近い存在であることを誇示するための碑文が書かれていたというのだ。

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Source: カラパイア