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 水の上をスイスイと進み、水質を調べ終わったら魚が食べることができる。そんな、環境にも魚にもやさしい「食べられるロボット」がスイスで開発された。

 スイス連邦工科大学ローザンヌ校の研究チームが開発した小さなボート型ロボットは、動力にクエン酸と重曹による化学反応が使用されており、任務を終了すると、水に溶けて魚のエサになる。

 ”使い捨て”の概念を、先進的かつ持続可能なものへと進化させたアイデアだ。

 この研究は『Nature Communications』(2025年5月7日付)に掲載された。

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この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 水中生物

Source: カラパイア