
100年以上前に発見されながらも、これまで研究が進んでおらず正式な記載が行われていなかったカンブリア紀の節足動物「ヘルメティア・エクスパンサ」の謎が明らかになった。
ハーバード大学を中心とする古生物学者チームによる新たな研究によると、三葉虫にも似たヘルメティア・エクスパンサ(Helmetia expansa)には、これまでないとされていた脚があり、しかも脱皮をすることまで明らかになっている。
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Source: カラパイア