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 フラミンゴは、くちばしを水に突っ込み、水ごと餌を吸い込みながら、餌だけこし取って水を吐き出す独特の食べ方をすることで知られている。

 これは濾過摂食(ろかせっしょく)と呼ばれる方法だが、実はただやみくもに水を吸い込んでいるわけではなかった。

 カリフォルニア大学の新たな研究によると、フラミンゴは足とくちばしを駆使して水中に小さな竜巻のような渦を作り、餌を自分のもとへ引き寄せていたという。

 まさに能動的に水を操る「流体力学の達人(鳥)」で、その技術は餌の捕獲効率を最大7倍にまで高め、他の鳥にも思わぬ恩恵をもたらしているという。

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フラミンゴの餌の食べ方が面白い。餌だけこし取って水を吐き出すフィルター機能が搭載されている。

この記事のカテゴリ:知る / 動物・鳥類

Source: カラパイア