
大阪大学大学院の研究者によって、世界初となる「筋肉コンピューティング」が考案されたそうだ。
これは「物理リザバーコンピューティング」と呼ばれる機械学習アプローチに筋肉を利用したもので、人体の生体組織によって複雑な計算が可能であることを世界で初めて実証している。
人体さえあれば高度な計算処理が可能になるというこの仕組みは、将来的にはハードウェアのないウェアラブルシステムなどへの応用が期待されるという。
だが筋肉で計算するとは一体どういうことなのか? 以下では、”脳筋”という言葉がいずれ褒め言葉になるのではと予感させる筋肉コンピューティングについて説明しよう。
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Source: カラパイア