
ジュラ紀に生息した「始祖鳥」は、その名が示す通り、恐竜でありながら、現代に生きる鳥たちのもっとも初期の祖先の1つだと考えられている。
だが、本当に鳥のような羽をもち、空を飛ぶことができたのだろうか?
米国フィールド自然博物館の生物学チームは、これまで知られているどの化石よりも非常に保存状態の良い、多くの軟組織と繊細な骨が保存されている標本化石を詳しく調べたところ、空を飛ぶために必要不可欠な羽の構造「三列風切」を初めて発見した。
やはり始祖鳥は空を飛ぶ鳥の先祖だったのだ。
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Source: カラパイア