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 猫の毛色は多種多様だ。しかも茶トラはオスが多く、三毛猫や麦わら、サビ猫のはほとんどがメスといったように、毛色によって性別に偏りがある場合もある。

 前回、オレンジ色の毛を持つ猫には、独自の遺伝的変異があるという未査読の研究結果を報告したが、今回正式に査読され『Current Biology』(2025年5⽉15⽇付)誌に掲載された。

 改めて60年来の謎だった猫の毛色に関する研究結果を見ていこう。解明の決め手となったのは、福岡市内で暮らす猫たちだったという。

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Source: カラパイア