
米国南部に位置するミシシッピ州の川岸で、後期白亜紀の海を支配した巨大な海の頂点捕食者、モササウルス科の化石が発見されたそうだ。
発見されたのは「モササウルス・ホフマニ(Mosasaurus hoffmanni)」の背骨の化石だ。
7000万年前の海を支配したこの海棲爬虫類は、モササウルスの中でも最大級の種だと考えられているが、今回の化石は9m以上あったと推測される。
まさに海のドラゴンとも言える、とびきり巨大なもので、ミシシッピ州で発見されたものとしては過去最大となる可能性があるという。
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Source: カラパイア