
映画『ファインディング・ニモ』で知られるカクレクマノミが、気候変動に伴う海洋熱波の影響でを受け、体長を縮めて生き延びようとしていることが、イギリス・ニューカッスル大学の研究で明らかになった。
研究はパプアニューギニアのキンベ湾で実施され、5か月間にわたり134匹を観察。その結果100匹が実際に短くなっていたという。
この現象はサンゴ礁の魚では初めて記録されたもので、環境ストレスだけでなく、魚同士の社会関係とも関連している可能性があるという。
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Source: カラパイア