
インド、ケーララ州の消防署で長年勤めてきた消防士、シャジュさんが退職の日を迎えた。引退式が行われる中、常に彼の近くに寄り添っていたのは、署の人々に愛されてきた、地域犬、ラジュだ。
ラジュは、これが最後の別れになることを感じ取っていたのかもしれない。
彼をいかせまいと「また会えるよね?明日も来るよね?」と言わんばかりに、ちぎれんばかりに尻尾を振りながら抱き着いて離れないのだ。
その姿は、インド国内だけでなく、世界中の人々の心を揺さぶった。
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Source: カラパイア