
特にやりたいこともなく、精神的な刺激が減り、集中力を失ってしまうあの「退屈」な感覚は、誰にでも訪れる普遍的な体験である。
一般的に退屈は、できるだけ避けるべきもの、あるいは防ぐべきものと思われがちだが、オーストラリアの研究者によれば、退屈は必ずしも悪いことではないという。
退屈を受け入れることで、脳や心に良い影響を与えるのだ。刺激で疲れた脳にちょっとホッとする時間を与えてやれば、創造性がアップするという。
以下では、そんな退屈と上手に付き合うヒントを紹介しよう。
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Source: カラパイア