メガロドンがサメ以外の魚を捕食するイメージ図

 2,300万~360万年前の海に君臨した「メガロドン」は、すでに絶滅した巨大ザメだ。その体はリアルなモンスターとでも言いたくなるほどに巨大だ。

 ゆえにその狩猟はさぞやド迫力だったろうと思いきや、必ずしもそうではなかったかもしれない。

 新たな研究によれば、メガロドンは好き嫌いすることなく、目の前にあるものを見境なく食べていた可能性があるという。

 確かにクジラや大型の魚も食べていたが歯の同位体を分析した結果、もっと小さな生き物もその大口で平げる、柔軟な“なんでも食べる捕食者”という意外な実像が浮かび上がってきたのだ。

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この記事のカテゴリ:絶滅・絶滅危惧種生物 / 水中生物

Source: カラパイア