1: 2025/05/28(水) 17:25:57.15 ● BE:194767121-PLT(13001)
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■ExcelやAccessを使って現場が作る「野良IT」

 厳密な定義があるわけではないが、シャドーITに対して野良ITという言葉もある。

 ここでは野良ITを、外部のクラウドサービス等ではなく、ExcelやAccess等の許可されたアプリケーションソフトの
マクロやVBA等を使って現場が作った業務システム、と定義する。

 情報システム部門等が把握していないという点はシャドーITと同じだが、シャドーITと根本的に違うのは、情報システム部門等が規制できない、という点だ。

 なにしろ、ほとんどの組織で使われているMicrosoftのOffice365に含まれている、ExcelやAccessの機能を使っているだけだから、規制のしようがない。

 とはいえ、現場が情報システム部門等に相談することなく作ったExcelやAccessのマクロやVBAを使ったシステムで問題が起きることもある。

 例えば、そうした野良ITを作った担当者が退職したことで修正等ができなくなり業務が止まったり、Accessファイルの2GB制限でシステムが停止して
業務が止まったりといったことも起きている。

 しかし、こうした野良ITを責めるのは酷だろう。

 なにしろ、野良ITを作った個人(時には少人数のチームのこともある)は、良かれと思って、ルールの範囲内で努力しただけなのだから。

 ネットで少し調べると、野良ITに対して批判的な管理指向の強い人達からは、野良IT自体をIT部門の許可制にすべきだといった意見も見られるが、現実的ではない。

 例えば、営業所から集めた売上データを本部の担当者がマクロで集計を自動化することも野良ITにあたると思うが、Excelのマクロを使うことをIT部門の
許可制にできるわけがないからだ。

 少なくともシャドーITに該当しない範囲での野良ITは規制できないし、規制すべきでもない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ace945bad8be056649c7d2bcc356809defeaad8e?page=3


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Source: 投資ちゃんねる – 株・FX・仮想通貨・投資2chまとめ