Illustration by Gabriel Ugueto / UAF news and information

 白亜紀後期、恐竜がまだ大地を支配していた時代に、極寒の北極圏で鳥たちがそのすぐそばで巣を作りヒナを育てていた。

 その証拠となる化石がアラスカ北部で発見された。

 見つかったのは約7300万年前の地層から出土した、数十もの微細な鳥の骨の化石で、中にはヒナのものも含まれていた。

 これまで北極圏で鳥が営巣していた最古の記録は4700万年前だったが、今回の発見でその時期が3000万年近くさかのぼることが明らかになった。しかもそこには恐竜が近くにいたというのだから驚きだ。

続きを読む…

▼あわせて読みたい
やっぱり飛べた!羽毛恐竜「始祖鳥」の化石から飛ぶために必要な羽の構造を発見
6900万年前に南極に生息していた水鳥は現代の鳥類の元祖だった可能性
翼竜が巨大化した理由が判明。地上をうまく歩くための進化だった。
鳥のように丸まって眠る7100万年前の新種の恐竜が発見される
頭は恐竜で体は鳥、奇妙な白亜紀の化石が発見される

この記事のカテゴリ:絶滅・絶滅危惧種生物 / 動物・鳥類

Source: カラパイア