
モンゴルに広がる世界で5番目に大きな砂漠「ゴビ砂漠」には、万里の長城にも似た、全長321kmもある謎の建造物「ゴビの壁」がある。
西夏王朝(1038~1227年)が築いたとされる「ゴビの壁」は、中国からモンゴルにかけて横断しており、これまでその用途や歴史的背景はほとんど解明されていなかった。
外敵の侵入を防ぐ防壁だと思われていたが、最新技術を駆使した国際研究により、王朝が地域統治の為、資源管理や移動統制の役割を担っていた可能性があるという。
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Source: カラパイア
