
ロボットに人間の感情をどう再現させるか。この難題に、心拍数や体温、汗といった“身体の反応”を手がかりに挑んでいるのが、アメリカの19歳の起業家、テディ・ワーナー氏だ。
彼が立ち上げた感情知能ロボット企業「インテンパス(Intempus)」では、AIに仮想の生理反応を組み込み、不安や緊張、喜びなどの感情を“内側からにじみ出す”ようにロボットに模倣させようとしている。
人のようにふるまうだけでなく、人のように感じるロボットを実現しようとしているのだ。
▼あわせて読みたい
・店員に暴言を浴びせるAIロボットが誕生!カスハラ対策の新たな訓練ツール
・人間は、悲しんでいるロボットを見ると同情する。その共感力が悪用されることも
・人間に近づきすぎて震える。史上初、呼吸して汗をかき震えるロボットが開発される
・人間の感情を読み取り、チームの共感や連携を高めるAI卓球ロボット
・ロボットにボディータッチされると、ポジティブな感情が芽生えるという研究結果
この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 人類
Source: カラパイア