Photo by:iStock

 猫が喉を鳴らす「ゴロゴロ音」は、安心や甘えのサインとして知られるが、その仕組みや目的については科学的に十分に解明されてこなかった。

 京都大学の研究チームが全国の猫280匹を対象に行った最新の調査により、この行動が性ホルモンに関わる特定の遺伝子と関連していることが明らかになった。

 さらに、野生種には見られない遺伝子の変異が、人間との親密な関係を築く過程で出現した可能性があるという。

 この研究は、猫の進化と人間との関係史を紐解く手がかりとなりそうだ。

続きを読む…

▼あわせて読みたい
猫はにおいで知っている人と知らない人を嗅ぎ分けることができる(日本の研究)
猫は赤ちゃんより早く人間の言葉を理解するという驚きの研究結果
狭い隙間を潜り抜けられる特技を持つ猫だが、高さはわかっても幅がわからず失敗することも
猫の性格や行動は品種と密接に関連するという研究結果が大規模調査で明らかに(フィンランド研究)
猫と最もよい関係を築けるのは大人の女性。研究で明かされる猫と人間の関係性(英研究)

この記事のカテゴリ:知る / 動物・鳥類

Source: カラパイア