
2025年6月初旬、NASAの太陽観測衛星がとらえた映像には、太陽に人の顔のような模様がくっきりと浮かび上がった。
紫外線波長で撮影された太陽は、南半球に大きく開いた「口」、北半球に「目」のような黒い領域が2つ並び、まるで何かを訴えかけるかのような表情を見せている。
この現象は、太陽の外層「コロナ」に巨大な穴が生じたように見えることから「コロナホール」と呼ばれている。
しかも口にあたる部分は、木星5個分にも相当する幅があるという。なんという大きな口!
▼あわせて読みたい
・圧巻!太陽から渦状に噴き出す200万kmの太陽風を史上初撮影
・数年以内に太陽の磁場の逆転が起きる。地球はどんな影響を受けるのか?
・地球に襲来した大規模な太陽嵐は深海にも影響を及ぼしていた。地磁気の乱れを観測
・大規模な太陽嵐の襲来により世界各地で色鮮やかなオーロラが観測される
・地球60個分以上の巨大な穴が太陽に出現、超高速の太陽風を噴出させている
Source: カラパイア