
中国北西部の甘粛省で、約1億6500万年前の地層から首長恐竜「竜脚類」の化石が発見された。
保存状態の極めて良いほぼ完全な「頭蓋骨」を分析した結果、この恐竜がこれまで知られていなかった新種であることを明らかにした。
この恐竜は、真竜脚類から新竜脚類へと進化していく中間段階に属すると考えられており、東アジアにおけるジュラ紀中期の恐竜の多様性や系統進化に新たな手がかりを残してくれている。
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この記事のカテゴリ:知る / 絶滅・絶滅危惧種生物
Source: カラパイア