古代ローマの別荘の壁を飾っていた1800年前のフレスコ画を組み立てる作業 / Image credit:MOLA (Museum of London Archaeology)

 英ロンドン中心部の再開発現場で2021年、粉々になった1800年前の古代ローマ時代の壁画が発見された。

 その断片は数千点にも及び、「まるで世界で最も難しいジグソーパズルを組み立てるようなものだった」と、ロンドン考古学博物館(MOLA)の上級建築資材専門家、ハン・リー氏はプレスニュースで述べている。

 そして2025年、考古学者たちはついにその全貌を明らかにしつつある。

 鳥、果物、花、竪琴の精巧な描写に加え、古代の落書きや作者とのつながりも少しずつ解き明かされてきた。

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Source: カラパイア