
腐肉食動物(スカベンジャー)の中でも、大型種であるハイエナやハゲタカは、自然界の掃除屋とも呼ばれ、死骸を処理することで病気や水質汚染を防ぐ重要な役割を果たしている。
だが今回、スタンフォード大学の研究チームは、世界中の腐肉食動物の約3分の1が絶滅の危機や個体数減少に直面しており、特に大型種が顕著であることを明らかにした。
一方、腐肉食動物でもネズミなどの小型種については増加傾向にあり、この変化は自然界の生態系のみならず、人間の公衆衛生面においても、新たなリスクをもたらす恐れがあるという。
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Source: カラパイア