
猫を飼っている人は、自分の猫が左右どちら側を下にしてよく寝ているのかを確認したことがあるだろうか?
国際研究チームが408本の猫の動画を分析した結果、飼い猫の3分の2、つまり60%以上が左側を下にして眠っていることが判明した。
この「左下寝」は、目覚めた瞬間に右脳が優位に働き、周囲の状況を素早く把握して、捕食者や獲物への反応を助ける可能性があるという。
研究者らは、これは進化的に獲得された生存戦略の一つかもしれないと推測している。
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Source: カラパイア