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 19世紀、北極海で消息を絶ったイギリスのジョン・フランクリン遠征隊。その生存者を救うため、捜索隊が配布した「救助ボタン」が、2025年6月、イギリスのオークションで約120万円という高値で落札された。

 このボタンには救助ルートや物資の場所が刻まれ、生存者が帰還できるよう工夫されていた。現存するのはわずか4点。小さな真鍮のボタンが秘める、悲劇の探検と捜索の歴史を見ていこう。

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この記事のカテゴリ:知る / 歴史・文化

Source: カラパイア