CTスキャンに入るシロイルカのキマル Image Credit: © Shedd Aquarium/Brenna Hernandez

 アメリカ、イリノイ州シカゴの水族館で、12歳のシロイルカ「キマル」に、世界で初めて全身麻酔を使った手術が行われ、見事に成功した。

 キマルは、頭の近くにできた大きな嚢胞(のうほう)を取り除いてもらい、全身麻酔からもしっかり目を覚ました。

 この手術の成功は、これまで不可能とされてきた大型水生哺乳類に対し、より安全で高度な治療を届けられる未来への道を切り開いた。

 キマルは現在、水族館のスタッフによる24時間体制の見守りのもと、回復に向かっている。

続きを読む…

▼あわせて読みたい
水族館でプロポーズ中、シロイルカが友情出演!?主役の座を奪ってしまった件
【訃報】ロシアのスパイ疑惑のあったシロイルカ「ヴァルジミール」が突然の死
歌をうたったらシロイルカが近づいてきた。水に潜ってうたったら一緒にうたってくれた!
遠く離れて2400キロ。本来いるはずのない場所でぼっちのシロイルカが発見される
シロイルカ、人間を驚かせる技を覚える

この記事のカテゴリ:動画 / 水中生物

Source: カラパイア