
アメリカ・アリゾナ州の人里離れた荒野で、停まっている車のそばで小型犬がポツンと立っているのを偶然通りかかった人が目撃し、地元の保安官事務所の捜索救助隊に通報した。
通報を受けた救助隊が現場に向かい、車のそばにいる犬を発見。すぐに保護しようとしたが、犬はその場を離れようとしなかった。
隊員らが周囲を確認したところ、近くで飼い主の遺体が発見された。犬はずっと飼い主のそばに寄り添っていたようだ。
飼い主が死亡した経緯は明らかになっていないが、犬は数日間その場にいた可能性が高いという。
現在、犬は無事に保護され、施設で必要な手当てを受けている。
▼あわせて読みたい
・山で遺体となった飼い主の隣で2か月間寄り添っていた犬が生きて発見される
・飼い主が病院で亡くなったことを知らず4か月間霊安室のまわりを探し回る犬
・ハイキング中に飼い主が死亡。発見されるまで16日間、空腹に耐えながら遺体のそばを離れなかった犬
・炭鉱事故で亡くなった飼い主に再び会えることを信じて、3週間以上毎日炭鉱に通い続ける犬
・亡くなった飼い主の棺から離れようとせず、悲しみを伝えるかのように鳴き続ける犬(ブラジル)
Source: カラパイア