
ChatGPTやGeminiといった、文章を生み出す生成AI(人工知能)は、学術の世界にも確実に浸透しているようだ。
最新の研究では、生命科学・医学分野の論文1500万件以上を分析し、AIが生成したと見られる独特な言葉づかいや文体が、すでに論文の一部に広まりつつあることが示された。
その結果、2024年に発表された論文のうち少なくとも13.5%に、なんらかの形でAIを利用して執筆されれた痕跡が見られたという。
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・AIをAI生成データで学習させると、学習モデルが崩壊してしまうリスクが発生
・わずか1年でAIは150年分の写真を超える画像を生成していたことが判明
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Source: カラパイア