米陸軍の空港を守るためコヨーテ型ロボットを開発
US Army Corps of Engineers

 野生動物を効果的に追い払うには、捕食上位者の力を借りるのがもっとも確実だ。とはいえ、空港に本物の天敵を放つわけにはいかない。そこでアメリカ陸軍が開発したのが「ロボットコヨーテ」である。

 鳥やウサギなどの野生動物は、天敵であるコヨーテを本能的に恐れ、その姿を見るだけで近づかなくなる。

 この習性を応用し、リアルな見た目と俊敏な動きを備えた「サイバーハンター」として開発されたのが、このコヨーテ型ロボットだ。

 コヨーテロボットはすでに基本機能の開発を終え、現在は軍用空港での試験運用が始まっている。将来的にはAI(人工知能)による自律運転や動物識別機能の搭載も予定されているという。

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この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 動物・鳥類

Source: カラパイア