
長年にわたり野生動物の保護活動を続けていた、オーストラリア西部の町で暮らす女性は、かつて飛べなくなっていた1羽のカササギフエガラスを保護し、「ジェリービーン」と名付けて回復させたことがある。
ジェリービーンは野生に戻った後も近所に住み着き、ときどき女性の家を訪れていた。
それから3年後、当時68歳だった女性は、自宅2階の窓から転落し、頭を強く打って意識を失う事故に遭った。周囲に誰もおらず、命の危険もあった。
だがその時現れたのがジェリービーンだった。額をつつき、喉を鳴らして呼びかけたことで女性は意識を取り戻したのだ。
かつて助けた鳥に命を救われたことで、女性は人と動物の間にも確かな絆があると感じたという。
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Source: カラパイア