
「危険な異星人に見つからないよう、地球は静かにしているべき」そう考えていたとしても、残念ながらもう手遅れだ。
イギリスの研究チームが発表した最新のシミュレーションによれば、空港や軍事施設のレーダーから発せられる強力な電波は、長年にわたり宇宙に向けて放たれ続けており、地球の存在を広く知らせているという。
この信号は明らかに人工的なもので、200光年以内にある知的文明なら、地球の場所を把握できる可能性が高い。
さらに、アレシボ天文台のような超高感度の望遠鏡を使えば、理論上は6万光年先からでも地球の電波を検出できるとされている。
つまり私たちは、すでに宇宙空間で“丸見え”の状態にあり、その状況は75年前から続いているのだ。
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Source: カラパイア