今大会から32チーム制、そして4年に1度の開催と大幅に生まれ変わったクラブW杯は、6月19日に開幕。
各大陸の強豪チームが鎬を削った大会も残すは13日(日本時間14日4時キックオフ)のチェルシーとパリ・サンジェルマン(PSG)による決勝戦のみとなった。
賞金総額10億ドル(約1473億円)であることに注目が集まった新フォーマットとなったクラブW杯だが、大会前から出場するクラブの選手たちは休む期間が十分に取れないまま新シーズンに臨むことへの懸念の声が上がっていた上に、大会が始まっても多くの試合の観客動員数は低迷し
大会期間中は100万席以上が空席となる問題があったほか、開催地アメリカの猛暑や雷雨、ピッチの質などにも多くの批判の声が上がり、現在は『レッドブル』グループのグローバルサッカー部門責任者を務めているユルゲン・クロップ氏からは「サッカー史上最悪のアイデア」と酷評されたことも話題を呼んだ。
それでも、ニューヨークのトランプタワーで行われたスピーチでインファンティーノ会長は「世界のクラブサッカーの黄金時代が始まった」と今大会が大成功を収めたことを強調した。
「このFIFAクラブワールドカップは間違いなく大成功だと言える。もちろん、多くの良い点があれば、悪い点もある。皆様の意見は尊重するが成功している。スタジアムには250万人以上が来場した。これは1試合あたり約4万人の観客数に相当する。
プレミアリーグを除けば、これほどの観客数を誇るリーグは世界に存在しない。そのプレミアリーグは当然ながら、ホームチームがあるけど、これらは中立地で開催されたという違いもある」
「経済的にはうまくいかないだろうと言われたけど、この大会で20億ドル(約2946億円)以上の収益を上げ、1試合平均では3300万ドル(約49億円)の収益となった。1試合平均3300万ドルに近いカップ戦というのは他に存在しない。これはすでにあらゆる尺度で見て世界で最も成功しているクラブ対抗戦ということだ」
なお、猛暑の中でプレーすることへの危険性も大きな問題となっているが、インファンティーノ会長はカナダ・メキシコ・アメリカの3カ国共同で開催される来夏の2026 FIFAワールドカップでその対策を講じる予定であることを明かした。
「アメリカには屋根付きのスタジアムがあり、カナダのバンクーバーにも屋根付きのスタジアムがある。日中はこれらのスタジアムをもっと活用していくつもりだ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/76a786b02076e0fdbd8b53d2515fe8dbcefe6999
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Source: 投資ちゃんねる – 株・FX・仮想通貨・投資2chまとめ