
やさしいおじいさんとおばあさんの家に行くと、自分の家に帰りたくなくて駄々をこねる人間の子供はいるが(私がそうだった)、犬だって同じだった。
祖父母の家で思う存分甘やかされたロッドワイラーのマーリーは、家に帰ることを全力で拒む。
玄関から絶対に出ないという強い意志で踏ん張りつづけた。どんなにリードを引っ張ろうが体を持ち上げようが、てこでも動かない。
「そんなにここにいたいなら、この家の子になっちゃいなさい!」というわけにもいかず、悪戦苦闘を続ける飼い主なのであった。
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Source: カラパイア