
2025年7月9日、世界最高齢と言われたアジアゾウが、インドの保護区で100歳を超える生涯を閉じた。
このゾウは名前を「ヴァツァラ」といい、インド中部のマディヤ・プラデーシュ州にあるパンナ・タイガー保護区で暮らしていた。
彼女がアジアでは最高齢のゾウであったことはほぼ間違いないとされていたが、年齢を証明する正式な書類がなかったため、ギネス世界記録に認定されることはなかったのだそうだ。
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Source: カラパイア