
インド北部ヒマーチャル・プラデーシュ州の山間部にある小さな村で、2025年6月30日深夜、モンスーンの影響による土砂崩れが発生した。
その直前、異変を真っ先に察知したのは、1匹の小さな犬だった。
犬は村中を駆け回り、激しく吠え続けた。その警告によって、20世帯、67人の村人全員が無事に避難することができた。
多くの家屋は土砂にのまれて崩壊したが、犬の咄嗟の行動が、村人たちの命を守ったのである。
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Source: カラパイア