
史上初めて、植物と動物が”音”を介してある種のコミュニケーションを交わしていることが明らかになったそうだ。
テルアビブ大学の研究では、メスのガ(蛾)が卵を産みつける場所を決める際に、植物(トマト)が発する「音」に基づいて判断していることが明らかとなった。
植物がストレス状態にあるときに発する超音波を検知したメスの蛾は、それを避けて健康な植物を選ぶ傾向があるという。
植物と昆虫が音でつながっているという発見は、動物と植物の関係性を根本から見直すきっかけになるかもしれない。
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Source: カラパイア