エックス・アール・ピー(XRP)は、直近の価格変動と大規模な清算に見舞われた一方、上場投資信託(ETF)に対する期待と法的な明確化の進展を背景に、右肩上がりの基調を見せている。
リップル(Ripple)による部分的な勝訴が材料となって機関投資家の信頼感が高まり、XRPのスポットETFに関する将来性について憶測が広がっている。
XRPとソラナ(SOL)はどちらも、米国における関心の高まりと、暗号資産(仮想通貨)に対して以前にも増して好意的な規制環境による恩恵を受けている。
XRPが投資家の注目を集めている。直近で価格に大きな騰落が見られたり清算が発生したにもかかわらず、ETFをめぐる市場の見方は楽観的で、同トークンは訴訟を乗り越えて勢いづいている。
Bitget WalletのCMOであるジェイミー・エルカレ(Jamie Elkaleh)氏によると、3月にリップルが部分的な勝訴を得て以来、機関投資家の信頼感が高まっており、ProSharesのUXRPのような先物商品の道が開かれ、スポットETFの可能性に関して憶測が囁かれている。
エルカレ氏は、「ETFへの新たな憶測と法的な明確化が進んだことが重なり、XRPは市場の勢いを取り戻しつつある」と述べる。 「この変化は市場の厚みを増し、米国市場においてXRPを正当なものとする構造的な前進が示唆されている。」
この動きを受けて、XRPは一時3.60ドル(約529円、1ドル=147円換算)を突破したものの、1億500万ドル(約154億円)のロングポジションの清算と、リップル共同創業者であるクリス・ラーセン(Chris Larsen)氏に関係する1億7500万ドル(約257億円)のウォレット移転をめぐって物議を醸した事件を受け、3.09ドル(約454円)付近まで下落した。ボラティリティは高いものの、アナリストは前向きな見方を堅持している。
「ETFに関する新たな憶測と法的な明確化の進展は、XRPを3ドル台に押し上げる重要なカタリストとなっている」と、Bitget Researchのチーフアナリスト、ライアン・リー(Ryan Lee)氏は述べた。「この勢いが続けば、今後数週間で3.50ドルから4ドルも実現可能だ。」
楽観的なセンチメント
XRPのETFへのエクスポージャーは現在、先物取引に限られているが、アナリストたちは、スポット商品への進展があれば、特に米国証券取引委員会(SEC)が3月の判決後の軟化姿勢を維持した場合、第二波の資金流入を引き起こす可能性があると指摘している。
一方、ソラナもエコシステムの成長とETF関連の話題を背景に、買いを集めている。現在197ドル(約2.9万円)付近で取引されており、アナリストたちはこの基調が続けば次のレンジとして200ドルから250ドルの予測を立てている。
「SOLをめぐるETF関連の議論は、関心をさらに高めている」とエルカレ氏は付け加えた。「米国の規制では暗号試算に対して好意的な姿勢が強まっているため、XRPとSOLに対するセンチメントは依然として前向きだ。」
どちらも、マクロ経済の反動や新たな規制による下落リスクに直面しているものの、アナリストはファンダメンタルズがようやく市場の構造と一致し始めていると考えている。流動性は改善し、機関投資家の資金流入は増加している。そして、ETF商品は(今のところは先物取引のみではあるが)個人投資家とファンド投資家の双方を集める働きをしている。
今後は、こうしたストーリーよりも、流入額が期待に応えられて推移するかどうかがより注目されるようになるかもしれない。
参考資料:https://www.coindeskjapan.com/305258/
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Source: Rippleリップル)仮想通貨情報局