美しい色に輝く多肉植物 / Image credit:Liu et al., Matter

 キノコやプランクトンなど、自然界には自ら光を放つ生き物が存在する。そのシピ的な輝きが、いまや観葉植物の世界にも広がろうとしている。

 中国の研究チームは、観葉植物として人気のある多肉植物を使い、太陽光や室内のLEDライトで光を蓄え、暗闇で数時間輝く植物を生み出した。

 方法は意外なほどシンプルで、葉に合成発光粒子を注入するだけだという。輝きは小型のナイトライトに匹敵し、低コストで作製できることから、未来の持続可能な照明としての可能性が注目されている。

続きを読む…

▼あわせて読みたい
極楽鳥の多くの種が光っていた!生物蛍光することが明らかに
暗闇で光る植物が米農務省に承認され販売開始に。発光キノコの遺伝子を組み合わせたもの
一方フランスでは、生き物が町を照らしていた。生物発光を利用した街路灯
植物が照明になる未来。光を蓄え、繰り返し充電できる発光植物が作り出される
スーパーで購入したパック寿司のエビが青い蛍光色に光っていた件(タイ)

この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 植物・菌類・微生物

Source: カラパイア