
家の近くの林の中でか細い鳴き声が聞こえた。そこにいたのは1匹の小さな子猫だ。母親やきょうだいたちの姿はない。
警戒心の強い子猫は、何度呼び掛けても人間のそばに近づかなかったが、外の鶏小屋で飼っているニワトリたちに興味を示したようだ。
ニワトリたちの存在が、子猫にとって心の安らぎになっていたのかもしれない。やがて猫は、人間に対しても少しずつ心を開いていった。
そしてついに、その距離を縮め、撫でられるようにまでなり、家族の一員として迎え入れられたのだ。
これはニワトリたちがつないだ、1匹の猫と家族の物語である。
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Source: カラパイア