嵐の中でもがく小さなプテロダクティルスの幼体の想像図  / Image credit:Artwork by Rudolf Hima.

 ドイツ・バイエルン州にあるゾルンホーフェン石灰岩は、ジュラ紀後期の動植物化石が大量に発見されていることで知られている。

 ここで新たに発見された、約1億5000万年前の2体の翼竜の幼体の化石から、彼らが激しい嵐に巻き込まれて命を落としたことが化石の分析により明らかになった。

 骨の損傷の痕跡がその死因を物語っており、今回の研究は、なぜこの地層から幼体ばかりが多く化石として見つかるのかという長年の疑問にも新たな手がかりを与えている。

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この記事のカテゴリ:知る / 絶滅・絶滅危惧種生物

Source: カラパイア