
誰かのやり方を見て、それを真似して覚える。人間にとっては当たり前の学習方法だが、実はそれができる動物はこれまで限られていた。
中でも「第三者模倣」と呼ばれる、他者同士のやり取りを観察して学ぶ方法は、人間だけが持つ特別な能力だと長く考えられてきた。
ところが、コンゴウインコの一種、アオキコンゴウインコにこの能力を持っていることが科学的に確認された。
研究者たちは4,600回以上にわたる行動観察を通じて、この鳥が、人間と他のインコのやり取りを観察するだけで、正しく行動を学習できることを発見したのだ。
これは、人間以外の野生動物において世界で初めて「第三者模倣」が確認された例となる。
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Source: カラパイア