火星探査車、パーサヴィアランス/ Image credit:NASA/JPL-Caltech/MSSS

 火星の赤茶けた岩に、かつて生命が残した“指紋”のようなものが発見されたという。

 NASAの探査車「パーシビアランス」が、過去に川が流れていた痕跡のあるジェゼロ・クレーターで、微生物の活動によってできた可能性のある斑点模様の岩石が発見された。

 さらに、近くで採取された別の岩石からは、地球の生命活動にも関係する鉱物が検出されたという。

 科学者たちはこれを「これまでで最も明確な火星生命の兆候」と呼んでいる。

 ただし、それが本当に生命の痕跡かどうかは、地球にサンプルを持ち帰って調べるまで断言できない。

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この記事のカテゴリ:知る / 自然・廃墟・宇宙

Source: カラパイア