
アメリカ、スタンフォード大学の研究チームは、北極の氷の中で眠っていると思われていた藻類の一種が、マイナス15度という極寒の極限環境でも自力で活発に動いていることを発見した。
研究では、氷の中を滑るように移動する様子が確認された。これは真核生物としてはこれまでで最も低温での活動記録となり、北極の生態系の理解を大きく変える可能性がある。
▼あわせて読みたい
・7000年の眠りについていたバルト海の藻類を目覚めさせることに成功!
・バルト海に巨大な緑色の渦巻きが出現、藻の大量発生でデッドゾーンが形成されていた
・トナカイは食べながら寝ることができる。北極圏の短い夏に適応していた
・凍らないし光る!血液中に不凍液が流れる珍しい魚が北極圏で発見される
・ミツバチが植物を受粉するように、甲殻類が藻類の交配を手伝っていた
この記事のカテゴリ:自然・廃墟・宇宙 / 植物・菌類・微生物
Source: カラパイア