インドはグローバルな暗号資産の普及をリードしており、チェイナリシスのレポートで、個人投資家、DeFi(分散型金融)、機関投資家のカテゴリーでNo.1となった。アメリカはETFがけん引し、2位。
取引高ではステーブルコインが主導、USDTとUSDCが大きなシェアを占め、EURCやPYUSDも急速に成長している。
ビットコインは依然として主なエントリーポイントになっており、2024年7月〜2025年6月にかけて4.6兆ドルが流入した。
インドとアメリカが今年の暗号資産(仮想通貨)普及ランキングで世界をリードした。Chainalysis(チェイナリシス)の「2025 Geography of Cryptocurrency Report」を見ると、個人投資家と機関投資家の双方が市場の方向性を形作っていることが浮き彫りになった。

レポートでは、インドが個人投資家、DeFi、機関投資家のカテゴリーでNo.1を獲得。アメリカはビットコインETF(上場投資信託)承認後、機関投資家の参入が急増したことで2位となった。以下、トップ5には、パキスタン、ベトナム、ブラジルが続いた。

地域別ではアジアが急成長
地域別では、アジア太平洋地域が最も急成長している地域となった。インド、パキスタン、ベトナムでの広範な取引がけん引され、オンチェーンの取引高は前年比69%増の2.36兆ドル(約350兆円)に達した。

ラテンアメリカが63%成長で続き、サハラ以南のアフリカが送金や日常決済により52%成長した。北米と欧州は依然として取引高で大きな額を占め、それぞれ2.2兆ドル、2.6兆ドルにのぼった。

ステーブルコインが普及の柱
ステーブルコインは引き続き、世界的な普及の柱となっており、USDTとUSDCは毎月、数兆ドル規模の取引高となっている。

欧州のMiCA規制下で発行されたサークルのユーロ連動型ステーブルコイン「EURC」は、毎月平均して約90%の成長を見せ、月次取引高は2024年6月の約4700万ドルから2025年6月には75億ドル超に成長した。PayPal(ペイパル)の「PYUSD」も同期間に約7億8300万ドルから39億5000万ドルとなった。

Visa(ビザ)やMastercard(マスターカード)といった世界的決済大手もステーブルコインに連動したプロダクトを展開している。

ビットコインが依然としてエントリーポイント
ビットコイン(BTC)は依然として法定通貨からの流入における主なエントリーポイントになっており、2024年7月〜2025年6月までに4.6兆ドルが流入した。これはビットコインとイーサリアム(BTCETH)以外では、最も大きなカテゴリーである「レイヤー1トークン」のの2倍以上にあたる。

またアメリカは依然として、世界最大の法定通貨オンランプ(法定通貨から暗号資産への流入)であり、4.2兆ドルを記録。これは韓国の4倍に相当する。

チェイナリシスは、暗号資産の普及は国の所得水準の違いを問わず、幅広く進展していると指摘。高所得国、中所得国、低所得国のすべてで普及が拡大しているが、後者ほどショックに対して脆弱と述べている。

参考資料:https://www.coindeskjapan.com/312276/ 

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Source: Rippleリップル)仮想通貨情報局